食から考える世界と未来(7) 食品ロス削減を難しくする要因 早稲田大学准教授 下川哲 - 日本経済新聞

将来の食料不足への対策には、食料生産を増やす以外に食品ロスを減らす方法があります。2019年度には日本だけでも、食べられる食品が570万トン(農林水産省推計値)捨てられており、改善の余地は大きいといえます。食品ロスを減らす理由は、「もったいない」だけではありません。現在の食料供給と消費の無駄を減らすことで…